プロジェクト管理ツールといえば「Backlog」「Redmine」「JIRA」「Trello」「Asana」「Wrike」などさまざまあります。
本記事で紹介するMicrosoft ToDoは、Windows PC向けに最適化されたプロジェクト管理ツールです。
また、Google ToDoとも同期でき、複数のデバイス間で共有させておきたい場合も便利に使えます。
シンプルな機能やインターフェイスでシンプルにタスク管理できるので、その特徴やメリット・デメリット、評判・口コミを紹介していきます。
Microsoft To Doの特徴
Microsoft To Doは、2017年にリリースされた、Microsoft社が提供するクラウド型のタスク管理アプリケーションです。
リスト表示で有名なWunderlistに近いUIが採用され、機能がシンプルで使いやすいUIになっています。
予定ごとに重要度や期限を設定できるとともに、Outlookとも連携できます。
自身の予定をリスト化し管理することで効率的な業務が実現でき、ちょっとした個人のタスク管理であれば、このMicrosoft To Doをおすすめします。
サービス名 | Backlog | Microsoft-To-Do | Group Task | Stock | Todoist | チームハック | Taskworld | Trello | Jotto | Notion | Aipo | ClickUp | monday.com | Wrike | Zenhub | Jira | Redmine | Asana |
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規模感 | 個人または小規模のプロジェクト向け | 個人または小規模のプロジェクト向け | 個人または小規模のプロジェクト向け | 個人または小規模のプロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から中規模プロジェクト向け | 小規模から大規模プロジェクト向け | 小規模から大規模プロジェクト向け | 小規模から大規模プロジェクト向け |
価格 | ¥0/¥2,400/¥11,800/¥19,800/¥50,000 | 無料 | ¥0/¥310/8,500 | ¥0/¥1,980/¥3,480/¥6,480 | ¥0/¥338/¥558 | ¥0/¥1,200/¥1,500 | ¥1,050/¥2,300 | 無料(有料プランあり) | ¥0/¥500/¥1,300 | $0/$4/$8/$20 | ¥350/¥400/¥610 | $0/$5/$9 | ¥0/¥900/¥1,100/¥1,800 | $0/$9.80/$24.80 | $0/$7.95/$12.45 | 1ユーザーあたり¥0/¥1,200/¥1,670 | 無料(サーバーの用意が必要) | 1ユーザーあたり¥0/¥1,200/¥2,700 |
機能 | バージョン管理やWikiや、ガントチャート、カンバン等多機能。 | リスト方のタスク管理特化 | リスト方のタスク管理特化 | ドキュメント管理やタスク・メッセージ時機能 | リストやボード表示機能 | ドキュメント管理やタイムトラッキング機能 | カンバンがメイン。チャットツールも搭載 | カンバンがメイン。拡張機能等でガントチャートも可能。 | カンバンやガントチャート | カンバンやガントチャートなど多機能。 | カレンダー機能が非常に便利 | カンバンやガントチャートなど多機能。 | カンバンやガントチャートなど多機能。拡張性も高い。 | チャットや、ガントチャート等多機能。 | スクラム開発特化 | 多機能かつ拡張可能 | 多機能かつ拡張可能 | 多機能かつ拡張可能 |
備考 | 日本の会社のサービス。導入しやすく、また使いやすい。 | Microsoftのサービス。導入しやすく、また使いやすい。 | 月額310円の低コストのタスク管理ツール | Evernoteライクなドキュメント・タスク管理ツール | 導入しやすく、また非常にUIが良く、使いやすい。 | 国産のツールで使いやすい。作業時間の記録も残せる | 基本的な機能はすべてそろっているが、有料 | 無料が利点だが多人数やタスクが多いプロジェクト管理には不向き。 | 国産のツール。UI/UXはGoodpatchが担当 | UIや機能が整理されていて非常に使いやすい。 | 各種社内ツールも充実している | 非常に多機能でこれから日本でも広まる新しいプロジェクト管理ツール | 非常に多機能で拡張性の高いプロジェクト管理ツール | Wikiのように情報をまとめやすく、また情報の表示切り替えも優れている | エンジニアチームに特化したプロジェクト管理ツール。GitHubとの親和性も高い。 | 比較的新しいサービスでUIが独特。ただし、ツールに使い慣れてない人は馴染みにくいのが難点。 | 昔から多くの企業で使われているツールで馴染みやすい。堅実だが環境構築や拡張性、保守など、メンテナンスコスト高め。 | UI機能が非常に優れたサービス。独自の機能を搭載しているが、古いプロジェクト管理ツールに慣れている人には合わない傾向。 |
Microsoft To Doのメリット
Microsoft To Doのメリットは、リスト管理ができ、PCやモバイルで同期できる点です。
ひとつずつ分かりやすく紹介します。
無料で使用できる
Microsoft To DoはMicrosoftアカウントを作成すれば、誰もが無料で使えます。
最大手のソフトウェア会社が管理運営しているサービスなので、安心して利用することができます。
クラウドでデータ管理
Microsoft To Doは、PC版だけでなくアプリ版(iOS/Android)もあります。
データはすべてクラウドで同期され、Microsoftアカウントがあればすぐに始められるので、すぐにタスク管理を始めることができます。
シンプルなUI
Microsoft To Doは、シンプルで使いやすいUIとなっています。
左メニューは種類別のリストを作成できたり、締め切りに合わせてタスクを確認できます。
Microsoft To Doを初めて使う人でも、迷うことなく使うことができるUIになっています。
タスクのオプションが豊富
Microsoft To Doのタスクオプションは豊富です。
締め切りを設定するだけでなく、ステップと呼ばれるサブタスクの設定、リマインダーの設定、リマインダーの繰り返し、タグ付けやメモなど、さまざまな情報を付け加えることができます。
共有できる
Microsoftアカウントを持つユーザーとリストを共有することがあります。
もちろん制限などもありません。
Microsoftサービスにアクセスしやすい
カレンダーやメール・オフィスなど、MicrosoftのすぐれたサービスにアクセスしやすいUIになっています。
Microsoft To Doのデメリット
Windows PC向けにおすすめのMicrosoft To Doですが、もちろんメリットばかりではありません。
デメリットもいくつかピックアップしました。
画像表示ができない
画像の添付機能はありますが、Microsoft To Doにて画像のプレビューはできません。
画像を確認したい場合にはあまり向いてはいません。
機能が足りない可能性がある
使いやすいMicrosoft To Doですが、少し機能がシンプルすぎて業務効率化につながる機能が少なく感じます。
ボード形式やガントチャート表示ができないので、専門的なプロジェクト管理には向いていません。
障害が発生すると使えなくなる
サーバーが万が一落ちた場合はMicrosoft To Doは使えなくなります。
クラウドサービス特有の問題でもありますが、把握しておきましょう。
Microsoft To Doの評判・口コミ
当サイトで独自に集計したアンケートから、良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
導入時の参考にしてください。
良い口コミ
男性 / 40代前半(静岡県)
無料で利用できます。PCとアプリで同期できます。大手なので安心して使えます。案件ごとにやらなければならないことが一元管理でき、作業スケジュールが簡単になりました。
男性 / 20代後半(和歌山県)
自身の予定をリスト化し、可視化できます。重要度に応じたスケジューリングができます。Outlookとの連携で、タスクを一元管理できます。業務が可視化できるので、業務負荷が少ないときに先取りで仕事をするようになりました。
女性 / 40代前半(山形県)
シンプルな設計で見やすく、Googleとも同期できる点です。Windows PCを使用しているときもタスク管理が共有できるようになり、仕事がさらに効率化されました。
悪い口コミ
男性 / 40代前半(静岡県)
UIが少し使いづらいです。直感的に利用しづらいです。管理画面が見づらいです。
男性 / 20代後半(和歌山県)
Microsoft Outlookと連携しないと、効果が発揮されません。プライベートでの利用には向きません。予定の共有は同じアプリの利用が前提になります。
女性 / 40代前半(山形県)
カスタマイズ性に乏しい点です。同期が一発でできませんでした。スマホアプリ版が使いづらかったです。
Microsoft To Doはこんな人におすすめ
男性 / 40代前半(静岡県)
複数のことを行わなければならない人
男性 / 20代後半(和歌山県)
スケジュール調整が苦手な人
仕事の取り進めの順番付けが苦手な方
仕事の納期を必ず守りたい方
女性 / 40代前半(山形県)
タスク管理がしたい人
機能などのカスタマイズができなくてもよい人
Windows PCをメインで使っている人
まとめ
Microsoft To Doについて、特徴やメリット・デメリット、評判・口コミなどをまとめました。
導入に際し、決め手になりうるメリット・デメリットをまとめると以下のとおりです。
- 無料で使用できる
- クラウドでデータ管理
- シンプルなUI
- タスクのオプションが豊富
- 共有できる
- 連携機能
- 画像表示ができない
- 機能が足りない可能性がある
- 障害が発生すると使えなくなる
シンプルで使いやすいタスク管理ツールがMicrosoft To Doの魅力です。
無料で全ての機能を使用することができますので、気になった方はぜひ試してみてください。
公式サイト
https://todo.microsoft.com/tasks/ja-jp/
こちらの記事では、Microsoft To Doふくめ、さまざまなタスク管理ツールを比較しています。
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